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フレデリック・ショパンのマズルカ作品63は1846年の作品。翌年出版された。献呈先はロール・チョスノフスカ夫人。全3曲。作曲者死の3年前という晩年の作で、落ち着いた叙情的な曲想が全曲を支配している。 == 作品63-1 == Vivace 第39番、ロ長調。後の二曲と異なり、明るく晴れやかなもの。冒頭に主和音が左手オクターヴで現れ、力強さと土着の飾らない素朴さを印象付ける。右手の長三度が美しい。 中間部ではイ長調。ワルツに似た特徴的なリズム。再現部の後は、中間部の素材を繰り返してコーダとしている。右手に10度の和声があるなど演奏はやや困難。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マズルカ作品63 (ショパン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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